マルウェアの種類、インターネットでのトラブル事例
マルウェアの種類
マルウェアとは、悪意のあるソフトウェア(Malicious Software)を短縮した造語です。
経済産業省の「コンピューター・ウイルス対策基準」という告示では、「第三者のデータベースやプログラムへ意図的に被害を与えるプログラム」と規定されています。
基本的な概念は、他者のパソコンやシステムに意図的に害を及ぼすプログラムやコードのことですが、さらに以下の特徴3つのうち1つでも当てはまるものを指します。
1.ほかのシステムに悪意のあるプログラムが感染する「機能感染」
2.特定時刻や時間まで無症状な「潜伏期間」
3.データやプログラムを破壊するなど、パソコン・システムユーザーの意図しない動作を行う「発病機能」
マルウェアの種類について
- ウイルス
- ワーム
- トロイの木馬
ウイルス
ファイルを不正に書き換え、感染したファイル内で増殖するタイプのマルウェアです。それゆえ、「ファイル感染型ウイルス」ともいわれます。
生物界のウイルスと同様に、感染先の宿主がないと自分を増やしたりできないことが特徴です。
ワーム
ウイルスと違い単体での増殖が可能で、ネットワーク経由で入り込む。
害のないファイルを装って侵入し、データの消去や、ファイルの外部流出、他のコンピューターの攻撃などの破壊活動を行うプログラムです。
インターネットでのトラブル事例
- 不適切な情報発信
- 誹謗中傷
- コミュニケーショントラブル
- 脅迫
- ネットいじめ
- さそいだし・つきまとい
- なりすまし・詐欺
- ネット依存
- チェーンメール
- 高額請求
引用
https://www.tochigi-edu.ed.jp/center/cyosa/cyosakenkyu/h27_moral/h27_moral.pdf