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光学メディアの規格
R
CD-RやDVD-R、BD-RといったようにRがつくものはデータの書き込みが可能な媒体を指します。レコーダブルやライトワンスと呼ぶことがあります。容量の許す限り追記も可能ですが、一度書き込んだデータを書き換えたり削除することはできません。
RW(ReWritable)
CD-RWやDVD-RW、BD-REといったようにRWもしくはREがつくものはデータの読み書きが複数回にわたり可能な媒体です。書き込んだデータの書き換えや削除も可能ですが、媒体によって書き換えの回数に上限が定められており、その回数までなら何度でも可能です。
無線LANの規格
Wi-Fi(無線LAN)には、「IEEE 802.11」という国際的な標準規格があります。
現在一般的に普及している通信規格は、
「IEEE 802.11a」「IEEE 802.11b」「IEEE 802.11g」「IEEE 802.11n」「IEEE 802.11ac」のがあり、略して「802.11a」や「11a」などと呼ばれることもあります。
Wi-Fi(無線LAN)規格 | 策定時期 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
---|---|---|---|
IEEE 802.11a | 1999年10月 | 54Mbps | 5GHz |
IEEE 802.11b | 1999年10月 | 11Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11g | 2003年6月 | 54Mbps | 2.4GHz |
IEEE 802.11n | 2009年9月 | 600Mbps | 2.4GHz/5GHz |
IEEE 802.11ac | 2013年12月 | 6.9Gbps | 5GHz |
現在は「11n]と「11ac]が主流。
11nは、最大で600Mbpsの通信速度、11acは、その10倍以上の6.9Gbpsの最大速度を誇ります。これらは理論値であり、回線やWi-Fiルーターなどの通信環境によって、理論値の半分以下の速度になることもあります。
11nの特徴
アンテナ1本あたり約150Mbpsでの通信を可能。4本まで束ねれる。
最大600Mbpsの通信速度を実現。
しかし、実測値は理論上の半分~三分の一ほど。
アンテナを1~2本を搭載している製品がおおく、
ほとんどが最高速度80Mbpsとなっている
11acの特徴
11acは、アンテナ1本あたり約867Mbpsでの通信可能。8本まで束ねる。
最大約6.9Gbpsの通信速度を実現。
しかし、この最高速度を生かせるWi-Fi機器は家庭向けの製品として売られてない。
Wi-Fiルーターやパソコンでは2~3本、スマホやタブレット、携帯ゲーム機ではアンテナ1~2本を搭載している製品が多く、最大速度を約433Mbpsや1.3Gbpsがほとんど。
ディスプレイ接続端子の規格
アナログ接続の「VGA]
VGAはアナログ式の映像出力端子。A/D変換といっていったんデジタル信号に変換されます。信号の経由は「デジタル信号→アナログ変換→デジタル信号」となるため、もとのデジタル信号のままの出力になりません。そこで歪みが生じ、デジタル出力よりも画質が悪くなります。デジタル出力が主流となった今ではマイナーとなっています。
DVI端子
DVIはデジタル式の映像出力端子。デジタルなのでデータに劣化がありません。DVI端子には「DVI-D」と「DVI-I」の2タイプあります。
HDMI端子
HDMI端子は「DVI」をベースに設計されたデジタル出力規格。1本のケーブルで映像・音声・著作権保護の制御信号を転送することができます。 HDMIを小型化したMini HDMIもあります。変換プラグを使うことでどちらにも対応することもでききます。
Display Port端子
Display Port端子は、DVI端子の後継として業界団体VESAが定めているディスプレイ端子。特徴はHDMIと同じで、1本のケーブルから映像・音声・制御信号をデジタル出力できます。業界では「家電分野でHDMI、パソコン分野でDisplay Port」という位置づけで普及を進めています。HDMIより小型なのがメリット。さらに小型コネクタのタイプは、Mini Display Portと呼ばれます。
https://gamingpc-now.com/choice/optical-media
https://www2.elecom.co.jp/network/wireless-lan/column/wifi_column/00061/
http://www.pasonisan.com/customnavi/z1012display/03outconector.html